一昨日の帰りにブックオフ長泉店で二冊。渡辺京二「逝きし世の面影」平凡社ライブラリー2009年18刷、「ちくま日本文学 幸田文」(文庫サイズ)筑摩書房2007年初版、計210円。昨日はブックオフ三島徳倉店で六冊。阿部謹也「学問と『世間』」岩波新書2001年初版、隈研吾「自然な建築」同2008年初版、富山太佳夫(とみやま・たかお)「笑う大英帝国」同2006年初版、岡部憲明「可能性の建築」NHKライブラリー2005年初版、藤田宜永(ふじた・よしなが)「鋼鉄の騎士(上・下)」双葉文庫2009年初版、計630円。
隈研吾「自然な建築」岩波新書2008年、「序章 20世紀とは」から。
≪あるものが、それが存在する場所と幸福な関係を結んでいる時に、われわれは、そのものを自然であると感じる。自然とは関係性である。自然な建築とは、場所と幸福な関係を結んだ建築のことである。場所と建築との幸福な結婚が、自然な建築を生む。≫13頁
以下に続く文章に、昨日の大野公士氏の「自然を空気投げした」板材製高床式小型造作物が頭から離れなかった。
≪因習的で古めかしい伝統的なデザインを否定するのが、二○世紀初頭のモダニズムの至上命令であった。それゆえすべてにおいてモダニズムは「切断」を重要視し、切断によって生まれるシャープな切り口を、なによりも大事にした。(引用者:略)切断は「作家」という概念とも対応していた。オブジェが、環境から分節されていれば、されているほど、そのオブジェをデザインした「作家」という存在は強く突出するのである。≫69頁
こういう文章を読むと、大野公士氏の作品が「建築を空気投げ」した作品でもあるような気もしてくる。
ネットの拾いもの。
≪ダイエット飲料(ダイエット・コーラ等)は、
一日何杯飲めば効果が得られますか?≫