大言海・大語海

 昨日一仕事終えて友だちと四方山話をしているところへ、写真家の岡部稔 氏が来館。展示中の内田公雄氏とは生前よく話をしていた方。友だちが微苦笑しながら読んでいたビックリハウス版・国語辞典『大語海』パルコ出版1982年初版を、岡部氏は「なつかしいねえ〜」と、しばしその思い出話に花が咲く。これを知らなかった友だちは少し悔しがる。先だって書いた都筑道夫ショートショート高信太郎の短い漫画も面白いが、この一行の笑いがサイコー、とは、友だちも全面支持。ブックオフで探せ、とお達し。(以前見つけた本をとっておけばよかった。みんな贈ってしまったわ)「除文(余り重要ではない文章)」から笑える。その始めの文章から。

≪この『大語海』(大誤解とは単なる同音)は、六年の歳月を欠けて(五年有余)、月刊ビックリハウス市場(BH誌上は才能の市場だということ)に転回(一ヶ月周期で展開すること)された、多人(約三千人の選抜ビックリハウサー)による人気頁(よく笑われる頁)の、有意戯(わざと遊ぶこと)な斜解風族言語群(社会を斜めに解釈しようとする人々の優秀投稿作品群)を集大成(勝手にまとめてしまうこと)したものである。≫

≪そも、大槻博士による『大言海』(大限界とは単なる同音か!)の妖な(あやしい)実力(みりょく)的辞典(実力の伴った魅力)をめざし鯛(安くてうまい魚と、高くてうまい魚、つまりなんでも揃うということ)、糊越え(ベタベタした所を通って苦労する)たいと、大単(単に大げさなこと)なド力(すごい努力)を重寝(なんにちもかかること)て参りました(疲れました!)が、今個々に(一人一人自分勝手に)歓声の日(完成ををたたえる声が聞こえる日)をむかえ、喜びに耐えない(嬉しくて息が止まりそうになり苦しい!)ものがある。≫以下略

 ネットの拾いもの。

≪友人に借りた日本史のノートによると、

 織田信長は「本能寺の恋」で明智光秀に破れ、自決したらしい。≫

≪うちの姉は昔、ダイエット目的で腹筋をしてました。

 結果、軽々と腹筋できるデブになりました≫