水木しげる 貸本漫画のすべて

 昨日の『ゲゲゲの女房』では東考社桜井昌一がモデルの人物が手にしていた『悪魔くん東考社がちらっと出ていた。届いた山口信ニ『水木しげる 貸本漫画のすべて』やのまん2007年によると、この三巻本は1963-1964年に出ている。『貸本漫画のすべて』は愉しい。山口信ニの肩書きが「関東水木会会長」。その昔「東京水木会」という会があった。戦前の「銀幕の女王」栗島すみ子(水木歌江)のファンクラブ(?)。

 四十年ほど前、知り合った出版社・冥草舎の主に、彼の探していた水木しげる『地獄』佐藤プロ1965年を贈ったけど、それは長編貸本漫画の最後の本だった。冥草舎主について松岡正剛が千夜千冊『死都ブリュージュ』で書いていた。当時の人々が思い出される。

 紀田順一郎の「わが人生最高の10冊」

罪と罰』『白鯨』『荘子』『断腸亭日乗』『ローマ帝国衰亡史』『堕落論』『魔の山』『サミュエル・ジョンソン伝』『渋江抽齋』『李陵・山月記

 トーマス・マン魔の山』の再読を始めたところ。

 ネットの拾いもの。

≪研究室の女の子が卒業式後の飲み会で感極まって泣いちゃって

 野郎数人で慰めてたんだがなかなか泣き止んでくれない。

 その後イケメンな野郎が気づいてそいつの頭撫でた途端泣き止んだ。

 キモメンフツメンが集まっていくら言葉かけても

 イケメンの頭撫でには敵わないと知った瞬間であった。≫

 大根の漬物の半月切りを食べたら、かまぼこだった。すんごい違和感。