息抜き

 晴天も息抜き、きょうは曇天。朝、ブックオフ長泉店へ自転車で一っ走り。曽根圭介『沈底魚』講談社2007年初版、菊池良生ハプスブルク家の光芒』ちくま文庫2009年初版、山内昌之スルタンガリエフの夢 イスラム世界とロシア革命岩波現代文庫2009年初版、計315円。

 来館者に交じって『ガロ』を読む。1972年4月号、桜井昌一「劇画風雲録 ─嗚呼、貸本の灯は輝いて─ 第六回」から。

≪なにによらず中毒者は同病者の中から知己を得る。かけだしのマンガ家という人種は、頭の中はマンガの事しか無いから普通の人達よりも話題は偏重している。興味の対象が違うから日常は疎外感に落ち入りやすいわけで、同病者が集まるとなるとジットしていれなくなり、なにかを求めて群れたがる習性があるのだ。しかし顔を合せたところで大した話題はない。つまらぬことをしゃべって喜んでいるのが常なのだ。≫

 今のマンガオタクそのものだ。

 ネットの拾いもの。

≪「深海の生物は、何が楽しくてこんなキチガイじみた姿になったんだろう。」

 「むしろ、何も無い深海を面白くするためにこの姿になったのでは。」

 「光に当たってないとこうなる。お前らもたまには昼間に外出ろよ。」≫