きのうきょうの『ゲゲゲの女房』はヒロインの弟の水難、慟哭の章。逆をみるのはなによりつらい。松本勝貴の歌集『のすたるぢあ』2001年より。
子を亡くす悲しき鬼の哭く声す午睡の底に目覚めてをれば
水桶の水の底ひに浮かびくるもの縫ふ母ととほきふるさと
この歌集でとりわけ好きな歌。
降りしきる花びらのなか潜(くぐ)りきて背後にふかき闇を纏へり
手の砂をかるくはたきて立ち上がる別れとはまたかくもたやすき
こう暑いと熱いもの、例えばご飯は敬遠、素麺に手が伸びる。インスタントラーメンを今世紀は未だに食してない。どんな味だろう。パリではラーメンが人気と、先だってテレビで放送していた。フランス料理と違って一皿で済んでお値段が安いから人気だとか。
ネットの拾いもの。
≪インスタントラーメンは日本が生み出して世界に発信した純国産文化だぞ
熱くなるのも仕方ないだろうラーメンだけに。≫