午後、友だちの車に同乗してブックオフ三島徳倉店へ。阿刀田高『Aサイズ殺人事件』文藝春秋1981年4刷、吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』筑摩書房2002年初版、福沢諭吉『福翁自伝』ワイド版岩波文庫2006年7刷、小林信彦『東京少年』新潮文庫 2008年初版、計420円。『Aサイズ殺人事件』は文春文庫で読んで面白かったけど、字が小さかった。続いて出た創元推理文庫でも字が小さい。単行本も字が小さかった。ちょっと再読、やはり面白い。『福翁自伝』は一日の話題の「近代日本の100 冊を選ぶ」に選出されていたから。『東京少年』は、持っている気がして見送ったもの。まだ売れていなくてよかった。『つむじ風食堂の夜』は文庫で読んでいるけど、あとがきの「月舟町余話」が文庫本と違う。
≪なぜか、夜の電車はいつ見ても胸がどきどきしたものだ。レールがすうっと闇の奥へと伸び、その向こうに何かとても遠いところがあるような気がしていた。≫
今でもそんな気がしてどきどきする。
ネットの拾いもの。 長嶋 有『エロマンガ島の三人』文春文庫が七月に発売された。
≪エロマンガ島は発音的にはウルマンゲ島だが
よくかんがえたらそっちの方がきわどいので
誰もその話しをしない。≫