休館日

 彼岸の入りというのに暑い。ブックオフ長泉店で三冊。大宮知信『お騒がせ贋作事件簿』草思社2002年初版帯付、松岡正剛『ルナティックス』作品社1994年4刷帯付、安原顕・編『ジャンル別 文庫本ベスト1000』学研M文庫2000年初版、計315円。

 椹木野衣『反アート入門』幻冬舎2010年の後半を再読。気になっていた数箇所を再考。

≪だから、そのような孤生の現れとしていま、わたしの念頭にあるのは、誰もが参加することができるような、なにか流動的な生そのもののような芸術です。それが日々、日常のものであり、かつ創作者と鑑賞者が交換可能であるような芸術です。文字どおり、それは万人のものです。実は西洋のアートに決定的に欠けているのは、この次元なのです。≫304頁

 この一節から私が思い浮かべたものは、わが源兵衛川。源兵衛川を、私はランド・アートと位置づけている。そしてまた、社会的共通資産とも位置づけている。以下、明日に続く。