片付け

 一昨日までの水木展には500人を超える来館者。意外と少ないね、と人は言う。私にとっては多かった。なにより嬉しかったのは、だれもが喜んで出ていかれたこと。これぞ美術館、冥利につきる。そして、一冊も盗まれなかったこと。それから、展示が良いと賞賛されたこと。自分一人ではできなかった展示だ。心ある友だちの手伝いがあればこその成果。持つべきは友。

 最近始まったブログ「花森安治の装釘世界」。花森のいいセンスにほれぼれ。

 ブックオフ長泉店で二冊。青来有一せいらい・ゆういち)『聖水』文藝春秋2001年初版帯付、永井龍男『散歩者』毎日新聞社1973年初版、計210円。