北斎道子展初日

 北斎道子さんは、地元では一、ニを競う人気画家。十時口開けから来館者で賑やか。外は涼しいのに冷房を入れる。昼ごはんを食べる暇がない。あやや。午後四時過ぎ人が減ってなんとか食事。

 小池滋『「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったか』新潮文庫を読了。薄い本だけれど、なかなか読む機会がなかった。なかなかいい本だ。鉄道が描かれた文学作品の書かれた当時の鉄道の分析から、書かれた背景を鋭く追求。読者に作品の新たな読みを提供。こういう視点からの分析があったとは。脱帽。