パーティ

 昨夜、面倒になって書かなかった他の購入本。恩田陸『象と耳鳴り』祥伝社1999年初版帯付(「このミステリーがすごい!第6位」の帯)、恩田陸・選『謎003』講談社文庫2008年初版、北森鴻ぶぶ漬け伝説の謎』光文社文庫2009年初版、久世光彦『ベスト・オブ・マイ・ラスト・ソング』文春文庫2009年初版、ジェフリー・ディーヴァー『魔術師・上』文春文庫2008年2刷。きょうブックオフ長泉店で二冊。ガルプレイス『ゆたかな社会 決定版』岩波現代文庫2006年初版、ジェフリー・ディーヴァー『魔術師・下』文春文庫2008年2刷、計210円。

 鮎川哲也「呪縛再現」(出版芸術社版『赤い密室』1996年収録)を読んだ。一昨日引用の話し手が名探偵星影龍三。彼の最初の登場が「呪縛再現」。ここでは迷推理を披露して退場。そして鬼貫刑事がついに列車トリックを暴く。星影龍三の印象がよほど強かったらしく、山沢晴雄が「むかで横丁」に再登場させた。ここでも迷推理を披露。作品の流れは「呪縛再現」 →「むかで横丁」→「赤い密室」。「赤い密室」で名実ともに名探偵。

 テケテケ十周年記念パーティで一日貸し切り。だれでも出入り自由。お昼前から若い女性たちが来館。一挙に華やか。飲食あり、歌あり、カード・マジックあり、お絵描きあり、サルサ・ダンス、タヒチアン・ダンス、ベリー・ダンスと、盛り沢山な催し。眼福眼福。