新聞挿絵

 友だちから電話「アンコーもらった」。あんこかあ、おしるこでもするのかな、と思ったら鮟鱇だった。アンコ椿は都はるみ。「アンゴウ」は坂口安吾の小説。アンゴウとは暗号のこと。創元推理文庫の『日本探偵小説全集 坂口安吾集』で再読。じいんと来るいい短篇だ。ミステリ作家北村薫が発掘して収録したもの。こちらは知人画家から有機栽培の柚子をいただく。ステキな香り。

 三島市長選挙の投票を済ませ、源兵衛川の月例清掃へ。穏やかな日差しのもと、軽く汗をかく。ちょっと遅れて開館。つりたくにこさんの友だちだったという女性が東京から来館。つりたさんが東京でアパート住まいのときに遊びに行っていたとか。また来館されるというので、楽しみ。

 味戸ケイコさんから昨日恵まれた、東京新聞夕刊先月分から恩田陸の小説と味戸さんの挿絵部分を切り抜く。今回は特に私好みの絵が多い。タマラン。小説「夢違(ゆめちがひ)」は、後半部なのにまだ承前のよう。事態はいつ動くのだろう。