昨晩はグラウンドワーク三島の職員に昨日ふれた新しい視点を提示。受けた。やれやれ。も束の間、別の職員から相談を受ける。これまた降って湧いた難題だ。うんうん唸り、その場でなんとか解決の糸口を見出す。まさに切れそうな細い糸。今の私の体調のよう。当初意気揚々、後ふらふらで帰宅。元気はつらつ! なんて日は来るのかなあ。
きょうも寒い。味戸ケイコさんから贈られた東京新聞夕刊一月分ほどから小説・挿絵部分をしびれた右手で鋏を使って切り抜く。それにしても、恩田陸の「夢違(ゆめちがひ)」は思わせぶりでどこまで引っ張るんだろう。連載212回目から。
《その映画は、浩章も見たことがあった。/結局、怪物は霧の中に身を潜めたまま最後まで姿を見せることはない。》
この一節がやな結末を予感させる。味戸さんの挿絵は味戸さんならではの独特な色遣いで、眼底にずうっと遺る。
ネットの拾いもの。
《 人間は自分に向けられた愛情を見落とすことはある。
けれども、敬意を見落とすことはない。 》