地震。でも停電しない

 昨日、沼津市では停電したけれど、同じグループのここは停電しない。準備怠りないのに、いつ停電か、とヤキモキする。気が抜けた午後十時半、ガタガタと揺れる。これは近い、と身をすくめた。平積みの本が二十冊はど転落。これだけで済んでやれやれ。三島市庁舎西館の天井が落ちたというニュースには思わず苦笑。ちゃちな造りだったからなあ。今夜の市役所本館での会合は延期になった。そうだろうなあ。

 朝、礼服の人がやたら眼につくなあ、お葬式かしら、と思ったら、卒園式のようだ。着飾った子供がまぶしい。

 この巨大地震津波で古本の値段はまた落ちるだろう。奈良の古本屋智林堂の ブログから。ヤフオク出品本について。

《ちなみに、近日中に落札された商品から。

『日本の歴史』(中公)全31冊1000円。これはどの家に買取に行ってもある本で、もうウンザリきている。売れただけマシか。

日本国語大辞典』(小学館)全10冊3000円。新版が出たとはいえ、この値段は安すぎる。定価8万8千円の本だぞ。

岸田劉生全集』全10冊2800円。1冊あたり喫茶店のコーヒー代にも及ばない。麗子嬢も泣いていよう。》

 きょうも停電は中止に。