白砂勝敏展最終日

 22日(火)、26日(土)は休館します。

 静岡新聞から次の企画展、変更はないかと問い合わせ。休館するかも、と思っていた。そういえば、東京国立博物館は当面休館。他の美術館も休館〜開館未定が多い。うちは変更しませ〜ん。白砂展、きょうも何人もの来館者。ありがたい。今回遠方の方は来られなかった。それで、夏あたりに再展示を考えている。

 昨日の毎日新聞書評欄、イグナシオ・ラモネ『フィデル・カストロ岩波書店への池澤夏樹の評が目に留まった。

《 しかも、キューバはすぐ北にある大国アメリカにさんざ虐(いじ)められてきた。経済封鎖、反カストロの亡命者による軍事攻撃やテロ攻撃の支援、厖大(ぼうだい)な量のネガティブ・プロパガンダ、六百回に上るカストロ暗殺計画、などなどにもめげずキューバは健全な政治を行っている。かつての盟邦ソ連が崩壊した後もキューバ社会主義体制を保持している。

 なぜそれが可能だったのか?》

 雨なのでバスで来る。午後六時二十分から十時まで停電の予定が中止。真っ暗になった街を歩く楽しみは、また先延ばし。

 静岡県地震被害想定によると、美術館も自宅も、山崩れと津波の被害はゼロとなっている。これは早急に見直しだろう。また、原発被害は想定されていない。なんだかなあ。

 ネットの拾いもの。

週刊現代の表紙には「これから始まる本当の恐怖」「被爆拡大全情報」「次の大地震はいつ、どこか」の言葉が並び、週刊ポストは「日本を信じよう」「いま何を考え、どう行動すべきか」「放射能汚染とデマ」「私たちは必ず力強く蘇る」。どちらを手に取る人が多いかで、今の日本人の精神状態が見えるかな 。》

菅直人モンティ・パイソンとかMr.ビーンに見えてきた。

 21日はヘリで被災地に邪魔しに行くそうです。(→悪天候を理由に中止)》