ペットを飼う?

 昨日も、もう展示しているかな?と何人も来館されるので、看板「女性画家展」を出す。

 周囲でペットを飼いたいという動き。ある女性は犬を、ある女性は猫を。理由は「裏切らないから」。最近『ある小さなスズメの記録 人を慰め、愛し、叱った、誇り高きクラレンスの生涯』という題で新訳が出たクレア・キップス『小雀物語』小学館ライブラリー1994年が、そんなペット(雀)との全幅の信頼関係を描いた代表例だろう。

《 十二年と七週四日にもわたって雀と供に生活をしていた一人の婦人のドラマに心惹かれるのである。》岩本久則

 子どもの頃、どの男の子もするように、山で採ってきたカブトムシや川で採った魚を飼ったことがある、半世紀近く前、飼い猫が車にはねられて死んで、裏のお手の敷地に埋めてからペットを飼うことはなくなった。

 北一明氏は子どもの頃、敗戦によって信頼していた大人に裏切られ、人間不信に陥り、土だけが確かなものとして、陶芸への道を選んだ。その気持ち、わかる。私がK美術館を独力で開いたのも、自分一人で開館させれば、誰にも裏切られることはないし、迷惑をかけることもない、と思ったから。だが、私の粗忽な言動で他人様に迷惑をかけること、多々あることに困惑する。還暦を迎えたのに、我が人生の未熟を痛感(汗)。

 ブックオフ長泉店で三冊。古島敏雄『子供たちの大正時代』平凡社ライブラリー1997年初版、ジェニファー・ウーレット『黒体と量子猫 1,2』ハヤカワ文庫2007年初版、計315円。『子供たちの大正時代』は、1981年に出た時から気になっていたもの。

 ネットの拾いもの。

《 夫をひっくり返すと¥になる。》

《 LED蛍光灯の電話セ一ルスがあったりしますが、

  数年後には電気余りそうな勢い。》