美術館には画家、愛好家から小学一年生の女の子までいろいろな人が来る。愉快なことはよきことかな。だけれど、どの絵が値上がりするかにしか興味が向かない人もいる。困ったことだ。絵の値上がりを見込んで買う人の数段上手をブローカー、業者は行く。ブックオフでケータイセドリを見かけるけど、転売目的のそんなことをして愉快かなあと思う。本でも絵画でもそうだけど、自分の見つけたものが、本を贈った人、来館者に好評だととても嬉しい。そんな嬉しい気分を求めて美術館を開いている。これで食っていけるわけはないけど、できるかぎりはやっていきたい。
ネットの拾いもの。
《 生涯現役のグルメレポーターというのがいたら凄いね。
80、90になっても、食って、コメントしてる。
でも、何言ってるか、あまりよく解らない。入れ歯だし、
酸素吸入器をガラガラ引きずって来店し、食う前も、食いながらも、食った後も、
涎をたらして、まさしく垂涎の美味を伝えてくれる。
視力も弱っていて、何でも眩しく感じるから、何でも、「宝石箱やぁぁ」
なるほど、一生食っていける職業かもしれない。》