日録本館では日録を改題、悠閑亭日録にする。
内田樹の18日のブログ「祈りと想像力」から。
《 想像と現実は位相が違うのか、地続きなのか。
私たちは「地続き」だという考えである。
すみずみまで克明に、細密に想像しえた経験からは、私たちは現実の経験とほとんど同じだけの経験知を得ることができる。》
《 現実というのは私たちが「現実」と名づけているよりもかなりひろい範囲を含んでいる。》
《 「彼らは所詮同じ現実のうちにいるのだから、考えていることもだいたい同じである」と推論することは適切ではない。
同じ現実を見ていても、それを前後半年の射程の中で眺めている人間と、前後1000年の幅の中で見ている人間とでは見えているものが全く違う。
その人が「主観的・想像的に経験したことの沖積土」の上にとりあえずの現実は置かれる。》
原発の十年を考えている人と放射能廃棄物の十万年を考えている人の現実認識は、まるで違うだろう。
『カーサ・ブル−タス』、「なぜか沼津・三島が面白い!」という数ページの記事を本屋で立ち読み。なにが面白いのか分からなかった。
昨夜のNHKテレビ『着信御礼!ケータイ大喜利』のお題は「なんじゃこれ! 『月刊デパート』の特集とは?」。気に入った答え。
《 達人に聞いた「はしゃぐ子供をよける方法」 》
《 立体駐車場で自分の車の場所が分からなくなった人たち 》
《 あの迷子は今! 》
ネットの拾いもの。
《「ごはんですよ」買ってきてフタ開けてみたら中身ごはんじゃないんですけど……。》