去り行く台風のうっとうしい雨に気力が失せ、一日のんびり過ごす。昨日の毎日新聞コラムに『小中英之全歌集』砂子屋書房が紹介されていた。
《 生前、歌集は2冊しかない。「第一歌集にして精華集という奇跡」(藤原龍一郎氏・解題)の名作『わがからんどりえ』。韻律の力と独自の文体を確立した『翼鏡』。》
二冊ともあるけど、第一歌集『わがからんどりえ』角川書店1979年初版を読んでみた。感想は明日。
とあるブログを読んで、そういえば司馬遼太郎、藤沢周平、山本周五郎の歴史小説は一冊も、というより小説は全く読んでいなかったことに気づく。司馬遼太郎のエッセイは少し読んだが。偏愛すさまじい読書だ。