雨過晴天

 昨晩、味戸ケイコさんと電話で来年初頭の企画展の打ち合わせをする。

 ここ毎晩、 ナイジェリアのミュージシャン、シェウン・アニクラポ・クティSeun Anikulapo Kuti の新作CD『 FROM AFRICA WITH FURY:RISE 』 2011年、46分を一気に聞き通している。熱いアフロ・ビートが疾風怒涛のごとくに駆け抜けていく。いやあ、降参。これほど気に入った音楽バンドCDは、ベルギーとモロッコ等の合体バンド、シンク・オブ・ワン・ウィズ・マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル THINK OF ONE WITH MARRAKECH EMBALLAGES ENSEMBKE「マラケシュ・アンバラージュ・アンサンブル II 』2000 年以来だ。

シェウン・アニクラポ・クティの父、フェラ・クティは1968年頃にナイジェリアで「アフロ・ビート」というネーミングを考えつき、翌年渡米。その時に録音された初アルバムFela Ransome Kuti & Nigeria 70『 The '69 Los Angeles Sessions 』から 40年。息子は父の衣鉢を受け継ぎ、スマートに進化させた。この新作は私にはアフロ・ビート・ジャジー・ダンサブルに聞こえる。カッコいい。

 雨過晴天。抜けるような青空に純白の絹雲そして白雪の冨士。小田原からも来館者。途切れない……ふう、愉しい。

 ネットの拾いもの。

《 残った人生の中で

  今が一番若い時期なんだぜ 》