鹿野島義子展四日目

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。赤瀬川原平『老人とカメラ 散歩の愉しみ』実業之日本社1998年2刷帯付、東海林さだお『愛蔵版 なんたって「ショージ君」』文藝春秋1999年初版帯付、日本推理作家協会=編『 Ultimate Mystry 究極のミステリー、ここにあり』講談社文庫2010年初版、計315円。

 『老人とカメラ 散歩の愉しみ』の帯文。

《 カメラ片手に/散歩をすれば/愉快な世間が/見えてくる

  ユニークな写真コント集 》

 上段は七・七・八・五。冗談ぽくていいね。「写真コント集」、見て読んですごく納得。

 東海林さだおは、これが初めての本。彼の文庫本の解説が再録されている。赤瀬川原平鹿島茂金井美恵子ナンシー関野坂昭如そして矢野誠一ほか。金井美恵子の解説から。

《 彼の文章を呼んだことがない、という人間に出あうと、やはり苛立ちを覚えずにはいられない。》

 そうですか。ここにも一人おります。

 ネットの拾いもの。

《 寒くなってカメが死んでしまったので、庭先に埋葬した。

  半年くらいたったらカメが土を掘り返して出てきた。

  冬眠してただけだったらしい。》

 永眠した立川談志の逸話。

《 エレベーターに乗ってくる客に「上ですか?」と聞かれれば「横には行かねぇな」。》