鹿野島義子展最終日

 十時開館直後に続々と来館者、満車状態。きょうも賑やか、最終日。無事終了。やれやれ。

 朝は冷える。昨晩電気炬燵を出したので今朝はぬくぬく。毎日新聞朝刊コラムで江戸期、三国(福井県)の遊女で豊田屋歌川という俳人の句を知る。

《  奥底のしれぬ寒さや海の音  》

 冬の日本海を詠んだのだろうが、東日本大震災の巨大津波を思い起こした。

 ネットのうなずき。

《 最近、歳のせいで固有名詞が記憶からナイヤガラの滝のように脱落している。》

 相手の女性の名前を間違えてえらい目にあったのは昔のことだけど。今は名前を……。