昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。中村弦『天使の歩廊』新潮社2008年初版帯付、姫野カオルコ『正妻』集英社 2007年初版、計210円。
今朝は寒かった。富士山は雪化粧。向かいの空き地では十輪ほどの白薔薇。手入れもされないのに、五月にも十月にも咲いた。寒いって何? の気。富士山の気高さにたいしてけな気といというか。たいしたものだ。
来館される方のほとんどが、白砂勝敏氏の木彫椅子に感心感嘆される。木彫刻家たちは、気づかなかった、こういうものを作りたい! と。そうだろうなあ。前例のない テキストがここにある。真似する人は続出するだろう。あるいは将来贋作が出回るかも。活躍中の知人の油彩画の贋作が出回っていることを思うと、あり得ないことではない。
誰も真似できない、と豪語したのが、北一明氏。氏の耀変茶碗などは、誰も真似出来ない、と北氏は言っていた。作品を観ると納得。ここにも誰も見たことのない作品=茶碗がある。
ネットのうなずき。
《 すでに迎えつつある冬の時代、来客氷河期に備えて、当店ではあらゆる経費の見直しおよび削減をはかっている。電話じたいが不要で時代遅れという気もしていて、近い将来廃止するかもしれない。 》