贈呈本

 18日(土)は休館します。

 昨日の書き込みでわかるように、私の好きな分野は探偵小説、推理小説そしてミステリ。時代によって異なった呼称だけれど。一昨日の毎日新聞、「 この人この3冊」は米澤保信・選の泡坂妻夫

《 『亜愛一郎の狼狽』創元推理文庫

  『妖女のねむり』創元推理文庫

  『家紋の話 上絵師が語る紋章の美』新潮選書 》

 昨日買った『妖女のねむり』ハルキ文庫は、贈呈用。笠井潔オイディプス症候群』光文社も贈呈用。

 昨日、雑貨屋さんからコーヒー豆を頂いた。お返しにその店に展示してあった、イギリスの古い画集の翻訳本に合わせて、ケイト・グリーナウェイの小体な花言葉集の絵本(英語版)を贈ることにする。

 北森鴻『ちあき電脳探偵社』PHP文芸文庫(この文庫は初めて買った)を読んだ。デビューした翌年、『小学三年生』に一年間連載した「ちあき電脳探てい社」全六話を一冊にまとめたもの。なかなか楽しいミステリだ。解説で芦辺拓が書いている。

《 最も異色にして知られざる存在といえるのが、本書『ちあき電脳探偵社』にまとめられた作品群でしょう。》

 ネットの拾いもの。

《 「七転八倒のエンタメ」と書いて、なんか違和感を感じてしばらく考える。おおっと、違う違う、七転八倒じゃなくて抱腹絶倒と書きたかったんだった。七転八倒してどうする。》

 ネットのうなずき。

《 正義はいともたやすく排他主義や画一主義に陥る危険性を内包していることだけは忘れないようにしたい。》

 この発言に、牧村慶子さんがメルヘンと絵を描いている『すみきった青い空』サンリオ1977年収録の「マヤ」を連想。