斜め屋敷の犯罪

 霧雨だったので、濡れて参ろうと、自転車で来る。

 きょう軽井沢ニューアートミュージアムが開館。某ブログから。

《 夏場のトップシーズンの観覧料は一般2500円という驚くべき料金設定。聞くところによると、実際の運営元は東京・銀座の某画廊と聞いています。》

 島田荘司『斜め屋敷の犯罪』光文社文庫1989年初版を読んだ。北海道宗谷岬のはずれ、オホーツク海を見下ろす高台にある俗称「斜め屋敷」で、1983年のクリスマスの夜に殺人事件が起きた。その日の情景。

《 陽が落ち、暗い色に沈んだオホーツク海を、水平線から手前に向かって日に日にはすの葉のような流氷が押し寄せ、埋めていくのが望まれた。》

 あれっ。流氷はクリスマスにはまだ来ていないはずだけど。それはさておき、斜め屋敷で起きる連続密室殺人に名探偵御手洗潔が挑む。快刀乱麻を絶つ殺人トリックの解明にはへえ〜。こんな驚天動地のトリック、よく考えたわあ。感心。よく作り込まれたものの面白さを堪能。

 ネットの拾いもの。

《 天の岩戸開闢以来の喜びようw 》