エチオピア音楽

 5年ほど前、アメリカのジャズバンド Either/Orcestra の2枚組CD『 Ethiopiques 20: Live in Addis 』BUDDA MUSIQUE、オルター・ポップ を愛聴してきた。昨日のCDは、このCD以来のエチオピア。印象深い曲「 Yezemed yebada 」が別のグループで演奏されていて、なかなか興味深い。イーザー/オーケストラの日本盤CDのライナーノーツから。

《 次いで「イエゼメド・イエバダ Yezemed yebada 」の作者テショーメ・メテクーからも連絡があった。彼もまた私たちの演奏をラジオで聞いたのだ。私はその時、ある意味で、イーザー/オーケストラが、米国におけるエチオピア移民の音楽共同体の中に入ってしまったと感じたのだった。 》

《 私たちの飛行機がニューアーク空港を離陸して14時間後、私たちはアジスに着陸 》

《 私たちの期待通りに、エチオピア人聴衆は、エチオピア音楽がアメリカのバンドによって演奏されるのを聞いてかなりびっくりしていた。 》

《 最初の「アムラク・アベト・アベト Amlak Abet Abet 」の出だしから、オーディエンスはこの曲がわかってしまい、すぐに大拍手が巻き起こった。 》

《 この音楽はかくも長い距離を旅して私たちのところに到達し、そして今、私たちはそれを元あった場所に戻しにやってきたのだ。 》

 このあたりの事情がやっと飲み込めた。なお、Yezemed yebada は Yezmed yebada が正しい表記のようだ。

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で三冊。半藤一利『それからの海舟』ちくま文庫2008年6刷、ドライザー『シスター・キャリー(上・下)』岩波文庫2010年2刷、計315円。

 グラウンドワーク三島の総会に出席するため、午後三時過ぎ、閉館。

 ネットの見聞。

《 通常「美術品」と云うモノは、その「品質」に対して「値」が付くのだが、今の中国美術マーケットでは「付いた値」が、そのまま「品質」に為ってしまっている…これは、筆者からすると本当に恐ろしい事なのだ。 》

 日本美術でも同じ気がするけど。

《 丸山眞男を批判(それもまっとうに正当に)する人は多いですが、批判はできても丸山の大きさを超える人が出てこないところが、丸山眞男の凄みですよね・・・ 》

 ネットの拾いもの。

《 冷蔵庫の下に「ゴキブリホイホイ」。

  ここ数日、大きいゴキが二匹ほど走り回っているので、仕掛けておいた。

  さっき見たら、もう、その二匹、入っていた。開店と同時って、パチンコ屋かよ! 》