器機の危機

《 楽天鳴り物入りで投入した電子書籍サービスに、発売当日から不具合が続出した。担当の執行役員は「申し訳ない」と陳謝。顧客の声を聞きながら、スピーディに改善していきたいという。 》

 という記事から欧米で大ヒットというErika Mitchell女史の電子書籍小説『 Fifty Shades of Grey 』を連想。

《 お話は単純です。シアトルに住む大金持ちのグレイさんが、処女で英文学を専攻する女子大生とムチ、蝋燭、三角木馬、陵辱、拘束など色々やるという筋書きであります。

 要するにSMです。「やだ、ここまで書いちゃうの」ということで、本書、暇を持て余した中年以後の既婚女性に大評判です。 》

《 2012年7月の時点でアメリカでの発売部数は二千万部を超えています。 》

 朝一番でステレオ器機を接続、アフロ・キューバン・オールスターズのCD『 A Toda Cuba le Gusta 』1997年を試聴。自室とは違った音の広がり。いやあ、タマラン、タマラン。仕事にならん。ところが、なんとアンプが故障。突然音が出なくなった。十数年前に購入したものなので、壊れるのは無理もないが、なんできょうに。トホホ。でもきょうでよかった。昼過ぎ、来館した坂部隆芳氏の車に同乗して近所の大型電気店へ。「現品限り」のアンプを購入。さっそく設置。音が出た〜。展示の準備を終える。やれやれ。こんなに暑いのに冷や汗たらたら。

 ネットのうなずき。

《 たぶん名文というのは、「私」を省略しても絶対誤解されない文のこと。 》