雪密室

 残暑厳しい。外で箒を使うと、すぐに汗〜。

 法月綸太郎『雪密室』講談社文庫1992年初版を読んだ。一昨日取り上げた『ふたたび赤い悪夢』に重要な役回りで登場するアイドル歌手畠中有里奈が、ここで先行登場。「雪の降る閉ざされた山荘で」殺人事件という密室の黄金パターンを踏襲している。雪の場面では、こんな寒い季節があったんだなあ、と遠い目になる。

 この本を入手したのはずいぶん前のことなので、記憶に定かではない。ブックオフで手に入れたのだろう。本文に挟み込まれた一枚のレシート。

《 04─03─20  丸善 御茶の水店  440円 》

 この本の定価は440円(本体427円)。ということは、12年間店ざらしだったってこと?

 ネットの見聞。

《 ダンスはひたすら体を動かすものではなく、静と動を上手く組み合わせ、リズムを目に見えるように体現すれば多くの人を惹きつけられるという事をマイケルジャクソンは10代で理解してたそうだ。 》

 絵画表現にも通じる。展示中の安藤信哉の絵を見て、そう思う。

 ネットのうなずき。

《 ジャストシステムATOKはすぐれた日本語変換だが、今、ドストエフスキーの『白痴』(はくち)と打とうとしたら変換されなかった。「差別語」の変換を削除しているのだろう。「小人」(こびと)も出ない。余計なお世話だと思う。日本語変換は、価値中立的であるべきだ。  》

 ネットの拾いもの。

《 首相の「しょしんひょうめい」って所信表明なんだね。初心表明だと思ってた!恥ずかしい^^;;  》

《 【街で普通の有名人に会った時】「あ、TVに出てるの、いつも拝見してます!」

  【街で貞子に会った時】 「あ、TVから出てくるの、いつも拝見してます!」  》