3・11後の論理構築を

 毎日新聞昨夕刊、「スポーツを考える」は、稲垣正浩(21世紀スポーツ文化研究所主幹研究員)の「3・11後の論理構築を」。

《 「3・11」は私の人生観も世界観もひっくり返るほどの出来事だった。 》

《 「3・11」以前の発想は一度徹底的に批判しなければならない。批判したうえで何をどう乗り越え、どんな論理を構築していくのか。 》

《 人間のためにあるべきはずであったテクノロジーに人間が支配されるという主客転倒が今や当たり前になっている。これはスポーツの世界における「理性の狂気化」というべき現象だが、そのことに気づいていない人が多い。 》

《 資本主義経済の根幹を成すのは「競争原理」であり、しかも過剰に機能している。(略)過剰な競争原理をそのまま持ち込んだ文化装置がスポーツだ。 》

 ネットの見聞。

《 競争原理が公平に働くとは、自分の生活レベルがタイ人やフィリピン人並に落ちることだ。 》

《 最近、保険にこーゆー文言が入るようになった。『核燃料物質によって生じた損害』には保険金をお支払いできませんとな。 》

《 馬鹿はとなりの火事より怖い  》 立川談志

 このパワーショベルを欲しがる人、いるだろうなあ。日立建機双腕仕様機『ZX135TF-3』(呼称=アスタコNEO)。

《 主腕とそれを補助する副腕の組み合わせにより、単に2つのアタッチメントを同時に使用できる。主腕でつかんだ対象物を副腕で切るなど、人の両腕のように、より複雑な作業にも対応できる。 》

《 価格は2360万円。 》

《 「うわあこれ欲しい!」

  「双椀仕様のパワーショベルなんか何に使うんだ?」

  「怪獣と戦うに決まってるじゃないか!!」  》

《 東西鱗翅類女性対決……お蝶夫人vsレディが蛾  》