どっこい昭和健在

 昨日は午後、友だちと沼津駅南口近くのアーケード名店街の「アート名店街」を歩いて楽しんだ。発起人の画家青木洋子さん、名店街の副理事長水口隆夫氏と歓談。その後、近くの喫茶店ケルンで一休み。

 沼津市には昭和の香り豊かな喫茶店が何軒も健在。ケルンもその一軒。おばあさんが珈琲をしっかりと淹れている。内装が桁違いに面白い。ままごとのような小さなテーブルと椅子。壁のガラスケースには昭和三十年代からそのまま鎮座しているんだろう、こけしなどの小さなお土産品がびっしり。10円の投入口しかないピンク電話。手入れが行き届き、いい具合に古びている。映画のセットじゃあないよなあ。他の喫茶店もケルン同様、古き良き昭和がそのまま動態保存されている。沼津は喫茶店だけでなく、ラーメンの鷹の家、蕎麦の安田屋、洋食の千楽など、昭和そのものが生きているお店が多い。

 豪雨が止んだので自転車で来る。十時過ぎには来館。今度は雷雨。雨をもろともせず多数が来館される。途切れない〜。夕方、東の空に半分の虹。