北斎道子展初日

 一昨日帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。乙一『銃とチョコレート』講談社2006年5刷函付、獅子宮敏彦『神国崩壊』原書房2009年初版、計210円。

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で四冊。ジョナサン・マーゴリス『みんな、気持ちよかった! 人類10万年のセックス史』ヴヴィレッジブックス2007年初版帯付、滝田務雄(みちお)『田舎の刑事の趣味とお仕事』創元推理文庫2009年初版、二階堂黎人『カーの復讐』講談社文庫2010年初版、柳広司『キング&クイーン』講談社文庫2012年初版、計420円。

 毎日新聞朝刊に、寺山修司の歌集『田園に死す』1965年の題は、歌人塚本邦雄に候補を手紙に書いて依頼して塚本邦雄が決めた、という記事。

 三十年余り前、1980年頃、語り女・故松田晴世さんと渋谷で会った時、寺山修司が彼女のバックバンドの名前の候補を連ねたB5版ほどの紙片を喜んで見せてくれた。そんなことを記事から思い出した。

 松田晴世さんと新宿・紀伊国屋ホールへ行って、開演前の寺山修司に挨拶したことも遠い思い出。

 北斎道子展、午前十時前に早来館者。お買い上げ〜。人の波、大波小波、赤い花が咲く。午後二時、なんとか昼食。

 62歳の誕生日。

 ネットの見聞。

《 『共感の戦略』(NRI)の発行はバブル崩壊直前の91年。すでにパソコン通信が着目されていた。「共感マネジメント」という言葉が使われ「共感マーケティング」なる言葉も盛んに使われるようになった。「共感」がマネジメントされちゃうって、どうなのか。でも、いまでは→  》

《 →企業だけじゃなく、個人もツイッターやFBなどで、お手軽にやっている。共感マネジメントの怖いところは、その本では何ヵ所か、解説はせずに「共感(反感)」とだけ書いていることだ。つまり共感マネジメントは、裏をかえせば、反感マネジメントであり共感から排除するマネジメントでもあるのだな。 》エンテツこと遠藤哲夫