内田宜子展最終日

 明日20日(火)休館します。

 昨日の毎日新聞「今週の本棚」、佐高信『飲水思源──メディアの仕掛人(プロデューサー)、徳間康快』金曜日への、渡辺保の評から。

《 「三分に一度笑える爆笑映画」というコピーがあったが、この本は一頁(ページ)に一度笑える。 》

《 徳間康快(やすよし)の評伝である。 》

《 徳間自身がいうように「頼まれ人生」であり、人のために生きた人生だった。(略)敗者を復活させるには彼一流の哲学があった。その哲学は第一に人間関係を大切にすること。第二に人間的な魅力を感じ、自分もつくること。そして第三に私利私欲にこだわらぬこと。 》

 昨夕、知人が新作を見てくれと、額装された6号ほどの油彩画3点を持ってきた。友だちと鑑賞。新境地だね、で一致。静岡県立美術館で催されたユベール・ロベール展から知人は深い感銘と啓示を受けた。トンネルを抜けて新世界へ。いい絵ができるだろう。

 お二人に一昨日取り上げた福山知佐子さんの作品『 Delight 』を見てもらう。お世辞ではない評価を得る。ほっ。

 昨夕帰りがけにブックオフ長泉店で二冊。青柳いづみこ『無邪気と悪魔は紙一重』文春文庫2010年初版、多和田葉子犬婿入り講談社文庫1998年初版、計210円。

 午後三時過ぎ、片付け、搬出。午後四時無事終了。ほっ。

 ネットの見聞。

《 読書会には22歳が3人も! ここでル・カレをやったらどうなるんだろう。冷戦後に生まれた世代…。 》

《 先日とある劇場の支配人が「表現したい人がたくさんいて、それを観たい人がぜんぜんいない時代」と言っていた。 》

《 中年以降は脳の記憶領域はゼロサムゲームと思ってたほうがいいのか。それまで覚えていたいろんなことを忘れながら、新しいことを覚えていってる気がする。行き着く先は哲学のことだけ考えててあとの領域は認知症の老人でしょうかね。 》 森岡正博

 ネットの拾いもの。

《 ♪ 手のひらを太陽にかざしてみても、ま〜ったく流れない、ぼくの血潮〜 ♪  ゾンビ合唱団が歌う『手のひらを太陽に』 》