22面ジャケット

 昨夕は富士宮市から画家、彫刻家、名古屋芸術大学名誉教授の十時孝好氏がさっそうと来館。二時間ほど談笑。いいアドヴァイスを白砂さんは受けていた。十時氏はスチームパンクに興味を示す。ジュール・ベルヌを例に挙げる。やはりね。

 昨夜のNHKテレビの番組で、メトロポリタン美術館と東京都の公立美術館の収支表を較べていた。東京都の美術館の場合、入場料収入は、全収入の10パーセント止まり。メトロポリタンの場合でも20パーセントに届かない。そんなものか。

 寒い朝。初めて手袋をして自転車に乗る。カバンの中には二枚組CD、サンタナ『LOTUS ロータスの伝説』1991年。白砂さんの求め。1973年の大阪公演の模様を収めた三枚組LP1974年をCD化したもの。オリジナルLPはなんと横尾忠則による22面ジャケット。空前絶後だろう。CDには縮刷版が収まっている。オリジナルを知人に見せてもらったが、まあスンゲエでしたわ。磯田秀人は回想を寄せている。

《 なにしろ3枚組で、あの内容ですからね、生半可なことじゃ、音に負けてしまいます。 》

《 今だから白状しちゃいますけどね、実はあのジャケットの形態ってのは、打ち合わせの最中にアタシが冗談半分に言い出したことなんですよ。 》

 ネットの見聞。

《 understandという単語は、下に立つ、という意味なのだけれど、下に立っていないで他者のことを理解したつもりになる人間が多すぎる、という言葉。 》 福山知佐子

《 電子書籍端末ほしーなーとあれこれ見ているけど、「バッテリーは〇週間持ちます!」の基準が1日の読書時間が30分なんだよな…。  》

 ネットの拾いもの。

《 私「胃が悪いので胃散をください」祖父「では、このおじ胃散を」私「こんなものでは効かないわ。もっとめっちゃきついやつをください」兄「じゃあ、この鬼胃散を」……ああ、オチがない。 》 いかふえ

《 壇れい痙攣だ。 》