休息日

 変換入力したら休息日ではなく急速日と出た。そんなに急いでどこへ行く。

 ブックオフ長泉店で文庫を二冊。井上夢人『もつれっぱなし』文春文庫2000年初版、鈴木光司ほか全13人『午前零時 P.S.昨日の私へ』新潮文庫2009年初版、計210円。

 大岡信『一九○○年前夜後朝譚』岩波書店1994年初版の副題は「近代文芸の豊かさの秘密」。漢詩文のことが書いてあったかな、と再読してみるが、項目をとって書いてはいなかった。「 I ヴィクトリア朝と幕末」では以下のように描写されている。

《 つまり、徳川末期の数十年間に多くの武士・町人・官僚・神官・僧その他によっていとなまれていた豊かな文学・芸術生活は、この明治維新とよばれる大変革を契機に、根本的な変質を強いられたのです。 》

《 それらはほぼ三十年間の試練と期間を経て、まさに一九○○年前後にいたって明瞭に変革を成しとげ、「近代短歌」「近代俳句」として再生したのです。 》

《 さて、いよいよここで話題は、短歌や俳句に「反抗」して新たに興った近代の自由詩に移ります。 》

 漢詩文は等閑視、いや問題外。「 II 内村鑑三の『地理の宗教』」では内村の漢詩寡婦(やもめ)の除夜」が紹介され、「 III 知られざる近代──岡倉天心」でちょっとふれているくらい。

《 このスタイルは、たぶん、漢詩文のすぐれた書き手でもあった天心の、対句表現によって鍛えられた表現縮約法の、英語へのみごとな転用、移しがあったと思われます。 》

 ネットの見聞。

《 NHK教育Eテレっていうのよね、知ってるよ)で大本教について90分!自分が知る限りこうした番組ははじめて。みんな見ろよ!  》

 昨夜一時間半、みっちり見た。次回は北一輝。見逃せない。

《 中国人民大学教授周孝正氏語録:一流の人は名刺を持たない。二流の人は名刺に名前しかない。三流の人は名刺に肩書きが乗る。名刺に三つ以上の肩書のある人はほとんど詐欺師。 》 柯隆

 名刺をどうするか、迷っている。

 ネットのうなずき。

《 安藤忠雄さんとか妹島和世さんの作った集合住宅が全く売れない/借り手がつかないっていうのはけっこうよく聞く話だ。住まいの設計って機能を売る部分がある。それを重視する作家がほんとの建築家だと思う。これが洋服なら、実際には着られない服や大事な部分が隠れない服を作るのと同じだと思う。 》 中島麻美

 ネットの拾いもの。

《 息子がけん玉のヒモを切った。もっと自由に玉を扱えると思ったらしい。。。 》