一息ついた昼下がり、You Tube でみなみらんぼうの歌『途上にて』を聴く。二十代の後半、この歌に出合い、シングル盤を買った。擦り切れた盤を今も聴いている。アルバムよりもシングル盤のほうが演奏が胸にじいんとくる。生きなきゃ、と思い直す。
トーハン・総合一位(12月18日)は東川篤哉『謎解きはディナーのあとで 3』小学館。テレビで主演をしていた北川景子を、次の主演番組『悪夢ちゃん』で美女なんだと気づいた奥手な私。十位には社団法人全国有料老人ホーム協会ほか編『シルバー川柳』ポプラ社。苦笑を誘う。
誕生日ローソク吹いて立ちくらみ
紙とペン探してる間に句を忘れ
入場料顔見て即座に割り引かれ
目覚ましのベルはまだかと起きて待つ
最後なんか、今朝の私だ。毎日九時間寝ている。寝る子は育つ、というけれどねえ。
ネットのうなずき。
《 時を経たものが美しいのではなく、美しいものだけが、時を経て残る力を持っているのかもしれない。 》 原研哉
《 ひとりの人間の思索にただ付き合う。途中で頁を閉じ、ものおもいにふける。ときどきそういう読書がしたくなる。 》 荻原魚雷
《 日本語のネイティヴであっても、日本語のプロの文章を書ける人はほんとうに少ない。プロの文章とそうでない文章がどう違うのかというと、プロの文章は言葉遣いやかかり結びや組み立てが「透明」になっていて、読者に言葉という乗り物の不具合を感じさせずに内容を読み進ませるという点だろう。 》 森岡正博
ネットの拾いもの。
《 衝撃の告白「お前には腹違いのいとこがいる」 》