畑一面に霜柱。箱根山は雪景色。富士山手前の愛鷹山も雪景色。寒いはずだ。九時半、エアパッキンを買い、自転車に積んで歩いてくる。ふう、汗ばんだ。これで幅120cm長さ50mを五巻買った。在庫を加えれば、300メートルほど使ったか。午後、絵画の梱包を完了。最後は安藤信哉の180cm×180cmの、ベニヤ板二枚を並べた油彩画大作二点。一点は継ぎ目の補強が必要で、ステンレスの板でネジ止め。これで一安心。ふう〜〜。
一休みしていると、味戸ケイコさんから電話。45分ほど語らう。
ネットの見聞。
《 「教養というのは、いろいろな定義が可能だと思いますが、結局、『価値の遠近感を持つ』ことと言えるのではないかと思います。『教養を得る』とは、知識を得ることそのことではなくて、その知識が全体の中でどこに位置するものなのかマッピングできる力を持つということ。例えば、自分の周りにあるものを『絶対になくしてはいけないもの』『あってもいいけど、なくてもいいもの』『端的になくていいもの』『あってはいけないもの』くらいのカテゴリーに分けて、全体の中でどの位置にあるものなのか、パッとわかるようになる。」 》鷲田清一
今、書物の片付けをしていて深くうなずく。