ブックオフ長泉店で六冊。川本三郎『遠い声』扶桑社1992年初版帯付、保坂和志『小説の誕生』新潮社2006年初版帯付、マヌエル・プイグ『ブエノスアイレス事件』白水Uブックス1989年3刷、川本三郎『東京の空の下、今日も町歩き』ちくま文庫2006年初版、須賀敦子『遠い朝の本たち』ちくま文庫2001年初版、古川日出男『ゴッドスター』新潮文庫2010年初版、計630円。
「私立伝奇学園高等学校民俗学研究会」シリーズ第三作、田中啓文『天岩屋戸(あまのいわやど)の研究』講談社ノベルス2005年初版を読んだ。完結篇らしく、シリアスな展開が、……危機一髪、乾坤一擲、究極の技……はあ、やっぱり脱力のオメデタイ結末。まあ、なかなかいい終わり方だ。面白かった。それにしても、よくこれだけの駄洒落を考えたものだ。
ネットの見聞。
《 「はてしない物語」事典(岩波書店)がでていた。編者のひとりロマン・ホッケは元エンデ担当編集者。数年前にローマ近郊のお宅を訪ねたことがある。まさかグスタフ・ルネ・ホッケが父上とは知らず、びっくり。 》
グスタフ・ルネ・ホッケ『迷宮としての世界』美術出版社1966年初版、同『文学におけるマニエリスム I ・II 』現代思潮社、やっと読める時が来た。まだ読まんけど。
ネットのうなずき。
《 何が辛いといって、私は自分が読みたくない本を読め!といわれるのが、なにより辛いのである。ましてや、感想を書けとなるとこれはもう「拷問」である。 》