ブックオフ沼津南店で四冊。芦辺拓『少年は探偵を夢見る』東京創元社2006年初版、松浦理恵子『ポケット・フェティッシュ』白水社1994年初版帯付、円地文子『食卓のない家』新潮文庫1985年6刷、『怪奇探偵小説傑作選1岡本綺堂集』ちくま文庫2001年初版、計420円。『食卓のない家』は三十年ほど前に単行本で読んだ。再読したくなった。一昨日のこと。
村上春樹の新刊は『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。巡礼。気になる言葉だ。『1Q84』は積読本の塔の底にある……。
イヴリン・ウォー 『ご遺体』光文社古典新訳文庫 920円。『囁きの霊園』 の新訳。小林章夫訳。
イーヴリン・ウォー 『愛されたもの』岩波文庫 630円。『囁きの霊園』 の新訳。中村健二・出淵博訳。
ほぼ同時発売。光文社古典新訳文庫VS.岩波文庫、マルセル・プルースト『失われた時を求めて』でも。なんというか。
ネットの見聞。
《 しかし、よく考えてもらいたい。憲法違反をして存在している人が、どうして憲法の改正などということが言えるのか。これが道徳心に基づいた行為だと称しても、小中学生すら納得させられまい。これこそ、夏目漱石が暗示する厚顔無恥という強者の非道徳的な態度ではないのか。 》 鈴木忠志
《 TPP参加で、農業は売国の本質を隠す材料に使われた。内田聖子(アジア太平洋資料センター 事務局長)が語るように、「交渉内容で重要なものは、1.知財、2.環境、3.法的・制度的課題、4.金融サービス、5.投資、6.労働、7.市場アクセス」などである。農業はあくまでも見せかけである。 》 兵頭正俊
《 どうやら、晶文社は一周したようだね。そう思う自分がいました。
創業者の突然の死、その下にいた人たちが社を、そして、出版社経営の怖さを知って手放した。いまは新しい人たちが、三代目、というわけだ。なるほどなるほど。 》 泥鰌のつぶやき
ネットの拾いもの。
《 届くのが楽しみである。むほほ。死ぬまで楽しめそう。私が死んだら、家族がもてあましそう。たぶん。 》
《 なんか違うが「一糸まとわぬマスゲーム」これでもいいか。 》