殺意は必ず三度ある

 昨日買った東川篤哉『殺意は必ず三度ある』実業之日本社ジョイノベルスを読んだ。東京国分寺市にある高校の弱小野球部のベースが盗まれ、そして新任の監督が殺される。

《 探偵部お気軽三人組の前に立ちふさがる〔野球見立て殺人〕の謎とは? 》

《 「親しき仲にも礼儀ありっていうだろ!」
  「親しくないから礼儀なんていらないと思ったんだ!」 》

《 「いい加減なこというな! 人聞きの悪い」
  「犯人はみんなそういう」
  「犯人じゃねーっての! 」 》

 祖師ヶ谷大蔵(たいぞう)警部と烏山千歳刑事。小ネタとギャグが連続ノックのように続き、いかにも高校生の語りで軽快に進む。笑える本格ミステリだ。こういうの、好き。

 ネットの見聞。

《 いま、通り道に新刊書店がひとつもないために、買わなければと思いながらすっかり買い逃してしまう本が増えて、本当に困ってしまう。 》

 同感。自転車で行く新刊書店にも探している本は入荷していない。といってアマゾンに注文する気にならない。かくして……。

《 「宣戦布告ネット」という公式サイトを持っている日本の政治家は誰なのか、知らなかった方は、検索する前に予想してみてください。 》

 なんともねえ。

 ネットの拾いもの。

《 千手観音が円月殺法をマスターしたら。

  長所 :敵に動きを見切られることは無い 。
  短所 :自分の腕が絡まりやすい。 》