牧村慶子展最終日

 伊豆高原の牧村慶子展最終日。好評裡に無事終了。撤収のお手伝い。やれやれ。

 ブックオフ長泉店で二冊。諏訪哲史『アサッテの人』講談社2007年7刷帯付、深水黎一郎『エコール・ド・パリ殺人事件』講談社文庫2011年初版、計210円。前者はネットのこの書き込みを読んで。

《 諏訪哲史『アサッテの人』読了。一読、度肝を抜かれた。これは傑作である。日本では稀な哲学小説であるが、これに笑いが結びついているのだ。 》

 後者は題名および法月綸太郎の解説を読んで。105円の本といえども、おいそれと買うわけにはゆかない。『アサッテの人』なんかずっと見送っていた。また、新刊で(古本では出そうにない哲学の本)買おうとメモしていた文庫本は、ネットの感想を読んで今回は見送り。

《 なお、本書の訳文は相当に読みにくい。原文はどうなのか知らないが。 》