源兵衛川放送/模倣の殺意

 深夜地震で目が覚めた。震源は近いな、と懐中電灯と携帯電話を手元に寄せる。すぐ寝入る。

《 気象庁によると、10日午前0時21分ごろ、神奈川県西部で震度4の地震があった。 》 共同通信

 昼前、テレビクルーの準備を見る。炎天下、二十人あまりが川横の駐車場でせっせと準備中。出演する事務局長、張り切っている。晴天で清流がきれいに見えると喜んでいる。たしかに。

 昼、NHKテレビ「ひるブラ」を見る。我が家の向かいの桜家(きょうはお休み)の鰻を外の川辺で賞味していた。やりたがるだろうなあ、明日の客。昭和の末はドブ川だったことを一言言ってほしかったなあ。二十年あまり前、蒲焼を賞味している、その後ろからドブ川の掃除を始めた。

《 七月七日の午後七時、新進作家、坂井正夫が青酸カリによる服毒死を遂げた。/ 中町信・著『模倣の殺意』創元推理文庫 777円。/ いつ読むの? 》 小林文庫オーナー

 今でしょう、とツイッターにそそのかされて中町信『模倣の殺意』創元推理文庫2004年初版を読んだ。こんなことがないと読まなかったなあ。騙りのトリックだ。ヘンだな、と思いつつ、わかりませんでした、驚愕の真相。同様の騙りのトリックは、今では人気作家のミステリでも使われている。

《 本書はこのパターンの叙述トリックを用いた初の国内ミステリであり、 》

 と濱中利信が解説で述べている。

 ネットの見聞。

《 大野更紗さんが先日言っていたこと。

  民主党政権の時は、福祉や介護などの検討経過が全てオープンで、どういう論議がされているかがよく分かった。自民政権に戻ったら、それらが閉ざされて非公開になってしまった。

  皆が知らないところで、制度が変わっていくのが恐ろしい  》 木賊

《 こんなに暑くても東電、余裕です。ナイス節電。 》

《 ジュンク堂のPR誌『書標』7月号、特集は「本も見た目が九割」 》

《 7月10日。まさかと思ったが、「納豆の日」だった。 》