ビリー・ホリディ/ジョン・コルトレーン

 きょうはジャズ歌手ビリー・ホリディとジャズ・サックス奏者ジョン・コルトレーンの命日。ジャズファンにとっては忘れ難い日。

 ビリー・ホリディ Billie Holiday はジャズ・ヴォーカルの女王と呼ばれるほど上手いけど、そんなに好みではない。ジョン・コルトレーン John Coltrane は、この二枚。『CRESCENT(クレッセント)』1964年録音と『TRANSITION(変遷)』1965年録音。どちらも黄金のカルテット。前者の静〜深淵、後者の激奏〜深淵、私はこの二枚で充分。

 ひどく暑くなく風が気持ちいいので、自転車でブックオフ沼津南店へ。西岡文彦『マルチメディア美術館』NTT出版1995年初版、矢作俊彦+司城志朗『犬なら普通のこと』早川書房2009年初版、『文豪ミステリ傑作選 三島由紀夫集』河出文庫1998年初版、矢崎存美『ぶたぶたは見た』光文社文庫2011年初版、ポール・ギャリコ『七つの人形の恋物語』角川文庫2008年初版、計525円。他にも欲しいものがあったけど、ここはガマン。

 ネットの見聞。

《  お題は「中小企業経営者が読むべき五冊の本」。僕が選んだのは福沢諭吉福翁自伝司馬遼太郎『この国のかたち』下村治『日本は悪くない 悪いのはアメリカだ』平川克美『小商いのすすめ』渡辺京二『逝きし世の面影』でした。どれも「広い射程でものを見ること」の好個の例としてお薦めしました。 》 内田樹

 読んでいるのは渡辺京二『逝きし世の面影』だけ。じつに面白かった。毀誉褒貶激しかった記憶。

《  自民党憲法草案で一番、不気味なのはは36条「拷問及び残虐な刑の禁止」の改正。現行は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は”絶対に”これを禁ずる」。自民党草案は「公務員による拷問及び残虐な刑罰は禁止する」。「絶対に」が消えた。103の条文の中で唯一の『絶対』表現。これを削除って! 》 斎藤恭紀 気象予報士

 現行憲法三六条の条文、手元の本では。
《 第三六条 [ 拷問及び残虐刑の禁止 ] 公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる。 》

 京都建仁寺塔頭「禅居庵」でOPPAI ART LABの記事。111点のおっぱい……。

《 “オッパイポンプ”を押すと、Tシャツの胸元が好みの大きさに膨らむ「ふくらむんです」。あまり大きくすると“胸がいたむ”とのこと。 》

 入場無料、撮影可。京都か……。

 ネットの拾いもの。

《 ずっと前からなんでコンビニのエロ雑誌コーナーは大半が人妻・熟女系ばっかりなんだろうなと思ってたら、こないだ聞いたところによるとああいう雑誌の主力購買層はいまやスマホやPCを使いこなせない中高年だからだそうだ。なるほど。 》

《 「エロの妄想を掻きたてるには、活字は相性が良いですが、とはいっても、やっぱり小説が以前よりも売れなくなっているのは間違いないです。官能小説もやはり同じで、いま、官能小説を買っているのはほとんど40代以上じゃないかと思います。」 》

 ブックオフのエロ雑誌コーナーは本の入れ替えが早い。しかしケータイセドリは見たことがない。転売目的ではないんだな。定点観測だけで、手に取ったことはない。いや、ホント。