東スラブ人の歌

 昼、友だちに電話すると、電話口からインコの声、”館長くるかな”。なんというか微笑んでしまう。

 ネットで言及されていたので、ロシアの作家リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『東スラブ人の歌』(1990年、『東欧怪談集』河出文庫1995年所収)を読んだ。なんとも奇妙な幻想(?)小説だ。想像力のかような逸脱は日本人作家には見られない気がする。同書に収録されている『蠅』(1988年)の作者ヨネカワ・カズミは東京生まれ、七歳からポーランドで育つ。これは日本でもありそうな掌編。横光利一の短篇『蠅』(1923年)を併読すると面白い。横光の不条理は中井英夫大望ある乗客』(『幻想博物館』講談社文庫収録)に継がれている。

 ネットのうなずき。

《 体力が落ちた分は、休息力で補う。というのが、今のわたしのテーマです。 》

 午前中所用で出かけたので、後はお休み。

《 …あぁ、私はもしかしたら大事な選択を誤ってしまったのかもしれない。足を見事に踏み外し、崖下に転落している真っ最中なのかもしれない。いやしかし、もうそれでもいい! 》

 空を見上げると暑い……自転車で○○まで行く気力が失せる。

 ネットの見聞。

《 体脂肪率まで計れる〈タニタの体重計〉をげと。購入直後の体重79.15(すごい10グラム単位まで計れるんです)。お昼におそばを食べたら79.60(おお、ざるそば一杯で450グラムも増えてしまうのだ・・・) 》

 買おうかな……。

 ネットの拾いもの。ベトナム・ダナンの料理店のメニューの日本語表記。

《  目玉焼きの科学と苦しみ → Bitter - gourd sauteed with egg 実はゴーヤチャンプル

   グリル豚カルビは偶発中国 → 偶発中国=chinese spices

   焼いた豚串/グリル絶滅 → /グリル絶滅=with green chilli & onion

   ボタンを使ってミンチエビ → Soup of"Tan O" vegetable & shurimp

   ココナッツで設定シーフードチャーハン → 設定= in

   ”完了”チャーハン → 完了=Hoang Bao  》