ネット注文した樽見博『戦争俳句と俳人たち』トランスビュー2014年初版が届く。3360円。高い新刊も買う。たまに。
寒い。部屋にこもる。米澤穂信『追想五断章』集英社2009年初版を読んだ。松本市に住む二十六歳の女性から、武蔵野にある古本屋に彼女の父が書いた小説が載っている五冊の本の探求を依頼された。四冊を探し出して現れる驚愕の真実。
《 真実は沈黙のうちに眠る。 》 帯文・表面
《 米澤穂信が初めて「青春去りし後の人間」を描く最新長編。 》 帯文・裏面
《 その誠実さが、真実をも暴いてしまうとは。 》 228頁
地味でほろ苦いミステリだ。『神曲』とちがってえらくすいすい読めだ。神曲……新曲……新垣……。
ネットの拾いもの。
《 実は聞こえていたらしいという報道に耳を疑いました。 》
《 『三人のゴーストライター』では売れませんかね。 》 いかふえ(田中啓文)
註:我孫子武丸・牧野修・田中啓文『三人のゴーストハンター』集英社2001年初版。未読。補註:昨日のインチキ作曲家のゴーストライター会見。
《 『五尾の身欠き鰊』 》 米澤穂信
註:ドロシー・L・セイヤーズ『五匹の赤い鰊』創元推理文庫1996年初版。未読。補註:「赤い鰊」とは、英語では“Red Herrings”と書き、「偽の手がかり」を意味する言葉。
《 愛のために女がしがちなこと3つ。次の3つだそうだ。
1:お金を貸す・貢ぐ
2:彼以外の人間関係が乏しくなる
3:洗脳される・影響され過ぎる
うちの家内にはどれ1つあてはまらない。 》