「架空日記抄」

 いい天気。ブックオフ長泉店で二冊。西澤保彦『必然という偶然』実業之日本社文庫2013年2刷、柳広司『新世界』角川文庫、計210円。帰りがけに近所のお寺へ。枝垂れ桜を観賞。八分咲きくらいか。

 午後はグラウンドワーク三島主催の第15回「心を元気にするショートツアー」で石巻から招いた小学生サッカーチーム「開北FSファンタジスタ」とその家族46人が源兵衛川下流域での生き物探しに興じる、その手伝いをする。賑やかなこと。メダカは手を伸ばせば届く浅瀬に何匹も群れているのだけれど、一匹も捕れず。しばらくして落ち着くと再び姿を見せる。女の子は未練たらたら。夜は源兵衛川の専門委員会。

 ネットのうなずき。

《 それにしても、書棚の写真とはどうしてこんなに面白いのか。端の本はなにかと、つい写真を横からのぞいてみたりする。  》 内堀弘
  http://www.toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3135&syosekino=6669

《 当時、いくつかの雑誌に書きのこした随筆をあつめて、いま一冊にした。そうか、出版というのはそういうことができるのだ、としみじみ思う。  》 内堀弘
 http://www.toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3152&syosekino=7071

 1987年12月10日、種村季弘(すえひろ)『架空日記抄』限定250部の私家版を刊行した。1980年頃、朝日新聞に種村氏の日記風のコラムが連載された。単行本に収録されていないそれらをまとめて一冊の小体な本を造ろうと思い立った。種村氏の本を出した個人出版社の知人に制作を依頼した。布装、文庫本サイズで決まったが彼の事情で頓挫。数年後別の出版社から新書版サイズで出した。やれやれ。『架空日記抄』は後年、河出書房新社から出た『晴浴雨浴日記』に収録された。九月から板橋区立美術館種村季弘展が開催される。

《 高山宏の特技。人を褒めること。歴史上のペテン師も褒める。中沢も褒める。種村季弘ゆずり。ナンセンスの発見こそセンス。シェイクスピアは、股の下のやつ(スピア)をシェイクするという意味。 》 KENJI FUKUDA

 私の日記も架空かも。

《 袴田巌死刑囚が生きた釈放された意味は大きい。「死人に口なし」を無言で期待していたのが法務・検察だ。過ちを認めず、精神を病んでいても、刑の執行停止も認めない。死刑執行は出来ないが放置する。そして拘留中に亡くなれば、社会的に忘れられる。袴田さんが生還したことの意味は大きい。 》 保坂展人

 ネットの拾いもの。

《 ああ、フーダニットね。もちろん知ってるよ、ブッダの弟子でしょ。手塚治虫のマンガで読んだもん。 》

《 後期クイーン問題? やっぱフレディの死は大きいよね。マジ泣いちゃったなー。We will rock youuuu !!! 》

《 スマートフォンをさらに進化させると装身具のスタイルになるらしい。
  となると、きっと、近々登場するのがブラ型の端末機、ブラホ、だ。
  しかし、ブラホで通話したり、アプリ使うのに、いちいち、
  上着やシャツの前を開けるわけだよな、それ、どうなのだろう? 》

《 原子力制御できないエネルギー 》