昨日ブックオフ沼津南店にかかっていた EGO-WRAPPIN'「色彩のブルース」が耳に焼き付いて、昨夜は YOU TUBE で EGO-WRAPPIN' を視聴しまくり。「異邦人」はスカ SKA のリズムに乗った分厚いホーンセッションをバックに乾いた歌唱がぐいぐい迫ってくる。
http://www.youtube.com/watch?v=M9RnnrsSH8s
最後に戻るのは、やはり「色彩のブルース」。
http://www.youtube.com/watch?v=eSLnY0FTaX4
《 好きなものは好き。 飲みたくなる一曲。 》
ひどく同感。ウィスキーの「山崎」、の気分にならず、ブルーベリーのリキュール「藍苺酒(ランメイチュウ)」をグラスに。 合わねえなあ。ま、いいか。
ついでに聴いた「女根の月」。すんごい題。作詞は大竹伸朗……現代美術家の。へえ。
http://www.youtube.com/watch?v=y0rrIOH_iW0
夢の中では「くちばしにチェリー」がくるくる響いていた。
http://www.youtube.com/watch?v=oW8Esq3Qjc0
ブックオフ長泉店で二冊。小林康夫『青の美術史』平凡社ライブラリー2003年初版、谷川俊太郎『愛のパンセ』新風舎文庫2005年 初版帯付、計216円。前者は元版で、後者は同じ本で読んでいるけど、なんとなく買いたくなった。後者は私好みのハードカバー。
昨日購入した水原紫苑『あかるたへ』河出書房新社2004年初版を読んだ。
《 「あかるたへ」とは、古代の祝詞に出てくる言葉で、輝かしい明るさを表わします。 》 あとがき
《 盃に生まれしならばなみなみと血汐を満たし砕かれむ日よ
総身に〈秋〉を抱きたる女人とぞ次々に生む草、虫、とびら
花過ぎしさくらうつむきゐる水や死は鏡より遠きに在らむ 》
古典文学と能などの伝統芸能の知識の乏しい私には隔靴掻痒気味の歌がたびたび。
《 松風のこころはたれも知るものをうつそみゆゑに言ひあへぬかも
松風のみなもと問ひしうたびとを憎むつたなく『松風』を舞ひ
ひとつぶの水晶呑みて訪ねたき光源氏の死の在る宇宙 》
《 戦争の放棄は神のもちえざる思想なるべし人のするどさ
美しき第九条の玉の緒の絶えなむ日あらばうたも絶えなむ 》
品のあるしなやかで強靭な歌にしばしタジタジ。腰を据えてあらためてじっくり味読したい、いつか。
ネットの拾いもの。
《 低俗は力なり。 》