北一明死去の記事がネットにやっと出ていた。2012年10月19日死去。行年78歳。
http://www.minamishinshu.co.jp/center/series/023.PDF
昨夕、「百舌」を読みたいというリクエストに応じて逢坂剛の「百舌」シリーズの単行本一冊と文庫本三冊を贈呈。 鯨統一郎『堀アンナの事件簿』PHP文芸文庫も知人女性のもとへ。
ブックオフ長泉店で二冊。遠藤周作ほか『百年文庫 26 窓』ポプラ社2010年初版帯付、シオドア・スタージョン 『〔ウィジェット〕と〔ワジェット〕とボフ』河出文庫2010年初版、計216円。
ポプラ社の『百年文庫』は知っていたけど、きょう初めて手にした。全百巻、内外三百作品で日本文学の既読は太宰治 『女生徒』、幸田露伴『幻談』、日影丈吉『吉備津の釜』、戸板康二『グリーン車の子供』、上司小剣『鱧の皮』、 梶井基次郎『冬の蝿』、北條民雄『いのちの初夜』、伊藤整『生物祭』、泉鏡花『眉かくしの霊』、吉村 昭『少女架刑』、 洲之内徹『赤まんま忌』……くらいか。未知の作品がまだまだあるある。
http://www.poplar.co.jp/hyakunen-bunko/lineup/
本棚から『三代名作全集 芥川龍之介集』河出書房1942年初版を抜き、「秋」を読んだ。『百年文庫 6 心』に収録。
《 かつて結婚を考えた従兄は妹と結ばれた――。ふたりの家庭を訪ねた姉の静かな言葉、胸に畳まれた哀しみ。 》
http://www.poplar.co.jp/hyakunen-bunko/lineup/detail.php?id=6
うーん、なんだろうなあ。
河出書房新社から秋に出る池澤夏樹個人編集『日本文学全集』全三十巻がじつに興味深い。
http://www.kawade.co.jp/news/2014/05/-201411.html
9: 平家物語 古川日出男 訳(新訳)
14: 南方熊楠 神社合祀に関する意見/柳田國男 根の国の話 他/折口信夫 死者の書 他/宮本常一 土佐源氏 他
25: 須賀敦子 コルシア書店の仲間たち 他
いやあ、すごい選出だわ。一人一巻の作家は明治以降では谷崎潤一郎、大岡昇平、吉田健一、大江健三郎、中上健次、 石牟礼道子そして須賀敦子。これだけ。また、古典の翻訳者は多くが作家。それも現役の。ここまで思い切ってやるとは。
ネットのうなずき。
《 選挙に行っても世の中は変わらんと思って投票所に行かなかった人は多かったが選挙に行かなかったら世の中が おかしくなっちまったってことは実感してほしい。 》
《 「国民の命を守る」と首相は15日の会見で10回も言ったそうだ。それなら、大震災で家族、職、家、健康を なくした人に手厚く補償し、原発の作業員の健康を確保し、非正規の待遇を改善し、シングルマザーを守り、 介護を手厚くし、消費税を廃止してください。国民の命を守るとはそういうことです。 》
《 だけどまあ、フツーに考えて現政権は<震災・原発事故処理内閣>であるべきで「4年間、それを中心にやる。 その他の事は辛抱して欲しい」と宣言してもいいくらいなんだ。それなら協力も吝かじゃない。にもかかわらず、 そっちの方はほったらかしで明後日の事ばっかりやってる。たまったもんじゃないね。 》 松井計
ネットの見聞。
《 集団的自衛権の行使についての閣議決定が行われたあと、安倍政権はあらゆる機会を通じて北朝鮮や中国を挑発し続ける ことでしょう。彼らが攻撃的な態度をとることによって首相の政治判断の正しさは異論の余地なく立証されるわけですから、 それを望まずにいることは不可能です。 》 内田樹
《 与党の人間や官僚が首相の方針に対して反論を表明する場が赤旗しかない、というのが本当のことなら、この国の マスコミはとっくの昔に死に体になっていたということなのか。 》 太田忠司
《 厚労省と文科省による「大学生の就職率94.4%、22年ぶりの高水準」という報道、あまりにも怪しいのでデータ ソースを探ったら、調査対象が「国立大学21校、公立大学3校、私立大学38校」という、あまりにいびつな構成。 世論操作のためと疑われても仕方がない。ただ、それでも高すぎると思う。 》 G.D.Greenberg
ネットの拾いもの。
《 我が家の周辺だけ真っ黒い雲が覆ってるんだが、なんだこれ。ヨメが早く帰って来るのか? 》
《 風土記も日本霊異記もこの部屋のどこでにあるのはまちがいないのだが、発掘するのは無理だろうな。しゃあない。 また買うか。←何度目だ? 》