「理由あって冬に出る」

 夏祭り中日。黒山の人の海。茶髪はいずこ? ジジイの出る幕はないわと言いつつ、 理由もなく出て行ってしまうお祭り。

 昨日ネットの見聞で引用した似鳥鶏(にたどり・けい)の 『理由(わけ)あって冬に出る』創元推理文庫2007年初版を読んだ。 丘の上にある高校の古びた芸術棟に幽霊が出るという噂。夜、お化けが出た。 果たして真相は? 表題の意味は最後に明かされる。青春コミカル・ミステリ。 文庫オリジナルのデビュー作。九ページもの長い「あとがき」。 出版社の意図は米澤穂信東川篤哉に続け、かな。

 ブックオフ長泉店へ自転車で行く。島尾敏雄『新編・琉球弧の視点から』朝日文庫 1992年初版、柄刀一『黄昏たゆたい美術館』実業之日本社文庫2011年初版帯付、 山本健吉『基本季語五〇〇選』講談社学術文庫1999年19刷、計324円。 単行本『黄昏たゆたい美術館』実業之日本社2008年初版は、女性銅版画家に贈呈。

 ネットの見聞。

《 (生誕100年の)丸山眞男は8/15が命日だったのか 》

《 玉音放送(現代語訳ver.) 》
 http://weemo.jp/s/96afd465

《 8月15日は米国ではVJ DayVictory over Japan Day)、即ち 対日戦勝記念日である。 東南アジアではシンガポール独立記念日は8月15日で、韓国・北朝鮮も8月15日  中国・台湾・ベトナムは日本が降伏文書に調印した9月2日や9月3日で抗日戦争勝利記念日 》

《 通称「コミケ」に集まる人の数は、56万人だとのこと。ある目的のために動く人の数としては、 メッカ巡礼に次ぐ数字だそうです。 》

 ネットの拾いもの。

《 見送った古本は、また、見かけることがある。その時は高い。ここで買わなくちゃ 今度はいつになるか分からない、と思い切って買ってしまっても見かけることがある。 その時は安い。 》