似鳥鶏(にたどり・けい)『さよならの次にくる〈卒業式編〉』創元推理文庫 2011年3刷を読んだ。第一作『理由あって冬に出る』の続編。前作に較べて筆が上達。
《 小学校時代の記憶のうちこの部分だけが今ではマウスパッドの中央部分のごとく すり減っている。 》 72頁
《 ……あの野郎。憎い真似をしおって。帰ったら礼を言わねば。 》 97頁
《 あまり首を振らせすぎると頸椎に損傷を与えかねない。 》 112頁
《 「よく言うよ。お前、下心が泣いてるぜ」 》 158頁
夏祭り最終日。混む前に買いものに出たら、洋画家坂部隆芳氏のお母さんから 呼び止められる。坂部氏、イスタンブールのアトリエにいて来られないので、 お兄さんと近くのギャラリーでの高校美術部OB展の出品作を観に来た、と。 私は先に観ているのでご案内。坂部氏、来年高島屋と大岡信ことば館で個展予定とのこと。
ネットの見聞。
《 この時期に思い出すこと。
塩田剛三先生曰く、最強の技とは「自分を殺しに来た相手と友達になること」。
喧嘩とか戦争がしたくてたまらない人たちって、こんな豪胆な言葉は間違っても 言えないんだろうね。最後は心の強さだよね。 》 大野典宏
《 こんなSF的想像をしてみる。
安倍政権の集団的自衛権容認がきっかけになり日本が「次の戦争」に巻き込まれた。 戦後、その戦争犯罪が裁かれたとき、出廷した日本政府の要人たちは口を揃えて 「我々は戦争を惹起することを欲しなかった」と証言した。
「だが、アメリカに追随する他に択ぶべき途は開かれていなかった」。 》 内田樹
http://blog.tatsuru.com/2014/08/15_0918.php
《 病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ 》
http://logmi.jp/19478
ネットの拾いもの。
《 たった今の、JR埼京線沿線でのアナウンス。「りんかい線での催し物の影響により、 遅れが出ております」コミケ…orz 》 石持浅海