山口雅也『垂里冴子のお見合いと推理 vol.3』講談社文庫2013年初版を読んだ。 中篇二篇を収録。三十路の娘垂里冴子(すいり・さえこ)の 《 見合いの度に事件が起きて縁談が壊れてしまう 》シリーズも三冊目。 前二作に較べて長くなったけれど物足りない印象。大矢博子の解説から。
《 むろん、そんなことは横に置いておいて、コミカルなお約束コージー ミステリとして本書を楽しむことに何の問題もない。むしろそちらが 本道かもしれない。(中略)続きが楽しみでならない。 》
『日本殺人事件』などの関連を書いているが、褒めてはいないなあ。
ネットのうなずき。
《 欲しいモノがあれば、クリックひとつで翌日には届く。けれど、 人はモノのみで生きるわけじゃない。人が集まり、 コミュニケーションの場としての「街」も必要だ。 》 ネットゲリラ
《 最近の若いひとはCDを買った経験もないと聞いたけど、 僕は今でも好きな曲は形のあるもので持っていたい主義。 》 太田忠司
ネットの見聞。
《 保健省発表、ガザで殺された方々は2120名。このうち子どもは577名。 負傷された方々は10854名。 》 高橋美香
《 Good morning form #Gaza
2,107 Palestinians killed
10693 injured
10612 houses have been completely destroyed 》 #Gaza Dr.Bassel
《 「日本はチェルノブイリから何も学んでない」みたいな意見をよく目にするけど、 全然ちげーよ。1F事故直後から、チェルノを綿密に分析検証し、避難させない方法・ 健康被害を隠滅する方法・国民県民同士を反目させて政府から目を逸らさせる方法・ 除染ビジネスでガッツリ儲ける方法を計画実施している。 》francisco
《 原発のコストパフォーマンスは火力より悪いになぜやりたがるのだろうね。
潜在的核兵器所有国であることを誇示したいという以外の理由は考えづらいな。 》 池田清彦
《 現代アートには「見る側の努力」が必要な作品が割りとあるのだけど、そのわりに 「見る側に努力をするモチベーションを産み出す」しかけが足りないものが多いような 気がする。作品の前に来たら努力をしてくれると勝手に作家が決めつけているけど、 見る方はめんどくさいことしたくないわけで。 》 阿川大樹
ネットの拾いもの。