夜涼しくなったせいか、にわかに音楽を聴き始めた。歌謡曲のEP盤とLP盤を 聞き較べると、同じ歌(曲)でも違う録音がある。総じてEP(シングル)盤の ほうが内容も録音も良い。CDになると、音質(音域)が浅く(狭く)感じられる 盤がある。クラシックでもジャズでもそうで、結局LPレコードで聴くようになる。 経験と仄聞から、外国録音盤の日本制作CDは外したほうがいい。まあ、 それは前世紀の話だから、現在はそんなことはないと思うが。
午後、友だちと電車で新蒲原駅まで行き、よし川という日本料理店を会場にした 白砂勝敏展を観る。古箪笥(?)の扉をキャンバスにした新作に友だちも注目。 居合わせた白砂さんに伝える。夕方帰宅。
旧聞になるが、毎日新聞18日夕刊、高階秀爾「目は語る」は、千葉市美術館で 開催中の「鏑木清方と江戸の風情」展。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
《 特に雑誌口絵の、時に妖艶なまでの女性美や穏やかな生活情景表現が、清方の 特質と共に江戸時代以来の多色摺木版技法の質の高さを伝えている点は驚嘆に値 するだろう。 》
今頃何を、という思いもあるが、ま、喜ばしい。大好きな「いで湯の夕べ」が 展示されているから、まあ、よい。
http://web.thn.jp/kbi/kutiee.htm
鏑木清方から挿絵の近代が始まった、は私の見方。清方は1972年に亡くなった。 翌年1973年にやなせたかしの『詩とメルヘン』が創刊された。そして2013年やなせ たかしが亡くなった。挿絵の一時代が終焉した。さて、これからどんな展開がある だろう。そんな時「美少女の美術史」展が始まった。青森県立美術館から静岡県立 美術館へ巡回。鏑木清方も、味戸ケイコも展示。行かねば。これまた、昨日の 「日本の歴史をよみなおす」同様、日本の美術史をよみなおす契機になるか、な。
http://bishojo.info/
ネットの見聞。
《 高度経済成長期に建てられ老朽化した公共施設が、厳しい財政状況から撤去されず、 放置されるケースが相次いでいる。》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140922-00050134-yom-soci
壁に掛かった絵画も放置されたままだろう。いざ、救出。と、もらってもなあ。 大きい絵ばかりで置き場所がない。それよりも、いい絵がほとんどない。
《 池上彰が朝日叩きに走る新聞、週刊誌を批判! 他紙での掲載拒否も告白! 》
http://lite-ra.com/2014/09/post-482.html
《 間違いに対して批判するのは当然だが、「相手を潰す・沈める」といわんばかりの 徹底した攻撃をすることは言論人としてすべき仕事ではないはずである。 》
http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/archive/2014/09/23
ネットの拾いもの。
《 いや、ツイッター見てる場合じゃなかった。仕事仕事。 》